前回の記事の続きですが、立ち飲み屋のコンセプト作りについて人気店を参考にしてお伝えしていきます。
私も立ち飲み屋を経営して6年目になります。
立ち飲みと言っても刺身をメインにしたお店や焼き鳥をメインにしたお店、鉄板焼きをウリにしているお店。
他には日本酒の種類をコンセプトにしているお店やスタンドバーなど、コンセプトは沢山あります。
私も個人的に立ち飲み屋に行きます。
普段からよく行く立ち飲みの激戦区、上野、御徒町のお店を紹介、分析しどういうコンセプトでお客様を獲得しているのかについてお伝えしてきます。
詳しくお店の事を知りたい場合は口コミなどを見て参考にしていただけたらと思います。
目次
たきおか
現在、上野御徒町に3店舗あるたきおかというお店ですが13年前、私が立ち飲みを初めて経験したお店です。
当時大瓶390円という価格が驚き(今は410円だと思います)。
そもそも大びんや中瓶の違いが分からなく注文してなかかなビールが減らなかった記憶があります。。
ちなみに大きさですが大瓶633ml、中瓶は500ml、小瓶334ml。
立ち飲みの開業を考えている方は値段と瓶の大きさでインパクトを与える事が可能。
特に立ち飲みという低単価のお店はお客様もシビアです。大瓶390円は破格!
ちなみに一般的な居酒屋で生ビールは基本的に中ジョッキ380ml。
よってたきおかで大びんを頼むと一般的な居酒屋の生ビール約2杯分位(生ビールは泡も入るので実際のジョッキ380ml入りません)。
たきおかはレモンサワーやウーロンハイなどのジョッキ500ml使っています。
よって一般的なお店より割安と感じてもらえる。
たきおかが人気の理由、強みは破格の大びん、レモンサワーやウーロンハイのジョッキが大きい。
150円~300円位までの豊富な酒のアテ、刺身やもつ焼です。
こちらは先会計のお店です。
ふぶき
オープンして4年位?だと思われますがオープンして3ヶ月後位には人気のお店になったと思います。
こちらは先ほど紹介しました、たきおかは飲み物が安いのですが、ふぶきは料理のコスパが良いです。
自家製しおから190円、刺身3点盛り390円(実際は5点盛り)。岩ガキ290円など。あとは目の前で焼いてくれる鉄板焼きをウリにしています。
一つ問題を上げるなら立ち飲みはフラッと寄って入り軽く飲むのが良いのですがどの時間帯でも並ぶ可能性が高いということです。
立ち飲みなのに30分以上待たされる事もあります(笑)
たきおかは3号店まであるので必ずどこかすぐに入れます。
お店のコンセプトは並んででも食べたいコスパ高い料理です。
こちらは帰る時のお会計です。
カドクラ
たきおか1号店の目の前にあるお店。
オープン時は上野で一番大瓶が安いお店とうたっていました。
たきおかは外観が入りづらい感じなのですがカドクラは入りやすい。
よって入りやすさをウリにして若者が多い感じがします。
メニューはたきおかに似た感じ。たきおかを意識したお店と感じます。
よってたきおかは入りずらいがカドクラには入りやすいというお客様を取りこんでいる。
たきおかのお客様を獲得している2番煎じの成功例だと個人的に思います。
お店のコンセプトは安い瓶ビールと鉄板焼きです。
先会計のお店です。
肉の大山
こちらのお店は揚げ物をウリにしているお店です。
コロッケ60円やメンチ130円など揚げ物を食べるとお酒が進みそのお酒で利益を出す。
店内で座れる席もありますが値段が変わるはずです。
お店の通路みたいな所で立って食べたり飲んだり出来きます。
月曜日は飲み物半額という事もやっています。
お店のコンセプトは月曜日は大山、お肉屋さんの揚げ物と1杯です。
先会計のお店です。
フック
こちらのお店はハイボール200円(税抜き)牛モモ1g3円、フォアグラ600円、からあげ小200円大400円食べ放題500円(制限時間なし)というハイボールと肉をウリにしているお店です。
雰囲気はスタンドバーみたいでスコッチやバーボンウイスキーも1杯300円からあるお店です。
お店のコンセプトは200円ハイボールと肉です。
帰る時のお会計です。
おかちまちバル
このお店は先ほど紹介いたお店と違って料理はあまりこだわっていない(とか言うと失礼かな?笑)。
私がお店に行って料理を食べた記憶がないです。
ではなぜ流行っているかというとレッティーの口コミを見て分かると思います。お店が凄く狭くお客様同士の距離が近い。
よってお客様同士の繋がり会話を楽しめるお店です。
飲みに行くとほとんど記憶が無くなってしまうお店。
記憶を無くされてしまう位お酒を勧められる楽しいお店です。
お店のコンセプトは狭いお店でお客様同士の会話と繋がりです。
帰る時のお会計です。
まとめ
人気店で自分のお店でもできそうな事は学んで取り入れる必要がある
人気店は必ずコンセプトが決まっていてホームページを見て行きたいと感じるお店です。
人気店を目指す場合は上記のお店以上にインパクト、行ってみたいと感じさせるお店にする必要があります。
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