成功している飲食店経営者は必ず勉強している

今回は成功している飲食店は必ず勉強しているという事でお伝えしていきます。

その理由に飲食店は常によいお店、常に経営者が学びお客様が喜ぶお店、よって勉強しているお店にお客様が流れるからです。

その証拠に例えばひと昔まで日本全国に2000店舗以上あった小僧寿し、今では200店舗に縮小、そして時代の流れで今では経営危機になっています。

詳しくは四季報をご覧になっていただけたらと思います。

 

ようは小僧寿しを利用していたお客様がどこに流れたかというと回転寿司チェーン店、スシロー、くら寿司、カッパ寿司、元気寿司、はま寿司などに流れたからです。

極端ですが、小僧寿しより、先ほどお伝えした回転すしチェーン店の方がお得、値段の割りに美味しい、コストパフォーマンスが高いから流れてしまうのです。

なのでもし小僧寿しがもっとお客様が喜ぶようなお寿司を考える。例えばもっと新鮮なネタを使う努力やシャリに関しても時間が経っても味が落ちないような勉強、工夫を行い続けていれば今の勢力図とは違った。

よって小僧寿しが成功し続けている可能性もありました。

 

その違いは最初にお伝えした経営者が勉強し続けている、もっと言いますと勉強、学んだ事を実際に行い続けていく必要があります。

とは言っても新しい事に挑戦しても失敗したら嫌だったり、勉強するのは面倒だと思う方がほとんどたど思いますが、学ぶとは簡単な話、真似る事です。

そして学んだ事を実際に行う、何故真似るという理由、方法についてもう少し細かくお伝えしていきます。

学ぶは真似る

真似るの語源は学ぶから来ていると言われています。

なのでまずは流行っているお店を真似てみましょう。

飲食業界は真似られる事が多い業界。

パクりのお店が後を絶たない理由に真似た方が成功しやすいからです。

もちろん丸パクリ、お店の名前や商標には気をつける必要があります。

 

例えばいきなりステーキが流行ったのでうちのお店でもステーキ提供しているから計り売りにしてみようとやってみるのも学ぶ、勉強して取り入れる事になります。

私のお店でも実際に計り売りにする事によって1日のステーキの売上が2倍位になりました。

いきなりステーキが流行ったからといって全てを真似る必要はありません。真似出来そうな所は真似てみるという感じです。

 

うちのお店ではステーキを売っているから例えば決まった値段で1000円で売るのではなく300円分からお試しで注文出来るという感じです。

最近だとタピオカが流行っているのでタピオカ入りのお酒、カクテルを作ればいいのです。

そういった感じで常に勉強をしてこれだったらうちのお店でも導入出来そうと考えてやってみるという感じです。

 

私自身、飲食チェーン店の株主なのでそういった情報はすぐにでも入ってきますし常に勉強をしています。

最近だと一家ダイニングプロジェクトで卓上ハイボールサーバーを設置。

客席1テーブルずつにハイボールサーバーがありハイボール60分飲み放題500円という事を行っています。

私自身、そのお店に行った事がないのですが、凄く良いアイディアだと思います。

 

お店の戦略としては卓上サーバーという珍しさでSNSで拡散されやすく、それを見た方が来店。

そして卓上サーバーだから人件費を削減出来るという考えです。

それを実際に自分のお店で導入出来るかというのは正直難しい所があると思いますが、そういったお店があるという事を勉強してうちのお店だったら何が出来るだろうと考えるだけでも勉強です。

そこで自分のお店だったら例えばカウンターに来てもらうようにするなど、もちろんお客様同士で共有されたりしたら大変なのできちんと今のお店のコンセプトにあったやり方で考えたり改善すべきです。

なのでなんでも流行っているから取り入れるということではありません。

 

タピオカが流行っているからといってもお店のお客様のターゲットが男性でしたらタピオカを導入してもそこまで売れないですが、女性ターゲットのお店だったら売れる可能性が高いという事を考えて行う必要があります。

以前の記事でもお伝えしましたが流行っているお店に行く事も勉強です。

なので成功している飲食店経営者は必ず勉強しています。

実際にやってみないと意味がない

勉強すると同じ位大切な事ですが、実際に学んだ事を実践してみる事です。

勉強はしているが実際は何もしていないという人がほとんどです。

勉強して実践してやっと成果が出るので勉強しただけではもったいないです。

とは言っても実際にやってみて上手く行かなかったら嫌だと思い結局何もしなかった。以前の私もそうでした。

何もやらないのは機会損失です。やれば1日売上1000円上がる可能性がある。

たった1000円でも25日営業で25,000円。やらないと年間30万円の機会損失が発生します。

 

極端ですが例えば1日売上1000円上がる事を毎月、1年12回行えば、1年後には360万円の売上アップを見込めます。

繰り返しになりますが何もやらないのは機会損失です。

そして何か学んだ事を実際に行うと成功したり、場合によっては全く意味が無かった事もあります。

このやってみたという事によって経験を手に入れる事が出来ます。

1度経験した事は忘れない限りいつまでも使える、極端ですが誰にも奪われる事がないのが経験です。

 

よくお金が全く無い状態でもどんどん稼ぐ事が出来る人がいる理由の1つに、経験があるから実際に新しい事をはじめても効果を出せる確率が高い。

今までの経験があるから成功しやすいのです。

話戻りますが、まずは何もやらないのは機会損失が発生します。やってみる事によって成果、売上が上がる事もありますし、全く成果が出なくても成果が出ない方法を学んだ。よって次また新しい事に挑戦した時には成果を出せる可能性、的中率が高まるという考えです。

成功者は何か特別な事を知っていたり、才能があるからと言われる事がありますが、実際は地道に勉強をしてその学んだ事を実践して成果を出したり、場合によっては外して全く成果が上がらない。それでも日々勉強して実践しての繰り返しです。

それを繰り返しやっている人、圧倒的な経験が違うから成功する方法、法則を理解しているから成功出来るのです。

以上今回は成功はしている飲食店は必ず勉強しているという事でお伝えしました。

まとめ

飲食店経営を含めて何の業界でも成功する為には勉強が必須。

学ぶだけでは成果が出ない、学んで実行する、実際にやってみる必要がある。

学んでも成果が出なくても経験を得る事が出来る。

売上やお金は奪われる事があるが、知識や経験は誰にも奪われる事がない。

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