飲食店経営に限らず成功するにはやるべき順番がある

以前パブリックスタンドの経営を勝手に分析した記事を作成しました。

うまくいっているビジネスを真似、活用して私たちがバーを経営する時に参考にしましょう。

”学ぶ”の語源は”真似ぶ”で、まずは真似をして人は成長していきます。

よく人の真似をして成功するなんてプライドが許さないという人がいますが、私たちが子供だった頃、両親のやっていることを見て歩いたり、行動して成長していきます。

 

ちなみに丸パクリは法律的に認められないことです。

例えば私が今書いている記事を他のサイトから丸々コピペで作成した場合はパクリになります。

他にはパブリックスタンドが魅力的なお店だからと言ってお店の名前から値段設定や雰囲気まで同じにしたらパクリになります。

一時期話題になった鳥貴族と鳥次郎もパクリと世間では言われたり、パクリではないという事も言われていまして、お互いが認め合えばパクリではないという事にもなったりします。

極論、パクリと訴えた側が法律的にパクリと認められればパクリになってしまいます。

今回は真似るに有効な守破離の法則と儲かるバーについてお伝えしていきます。

守破離の法則とは

守破離の由来のもとは千利休の訓をまとめた「利休道歌」の一つにあるそうです。

 

守破離の”守”ですがまずは師匠に言われたこと、型を「守る」ところから修行が始まります。

バーの経営に当てはめると成功している経営者、会社、店舗、などで修行、学ぶ事です。

 

次に”破”でその型を自分と照らし合わせて研究することにより、自分に合った、より良いと思われる型をつくることにより既存の型を「破る」。

バーの経営に当てはめるなら”守”で学んだ事を活かして自分に合ったやり方でバーを経営する事です。

 

最後の”離”には師匠の型、そして自分自身が造り出した型の上に立脚した個人は、自分自身と技についてよく理解しているため、型から自由になり、型から「離れ」て自在になることができる。

正直”離”までいくのに人によっては一生かけてもたどり着かないという考え方もあります。

第一段階 ”守”先生が言った事をそのまま忠実に守る。

この学んだ事をそのまま忠実に守る事は人の感性によっては10年掛かると思う人もいます。

例えばバーでカクテルを作るにしても氷の質や大きさ、使っている水。

シェイクする場合はシェイカーは冷やしておくのか銅を使うのか。大きさのこだわりなど。

 

教わる人、先生が今まで実践してきた経験で一番ベストな方法で作ったり教えてくれます。

よって教わる人、先生が守破離の法則を実践してしている方から学ぶ必要があると理解していただけたらと思います。

よく師匠、メンターが人生で大事と言われているのがこの守破離の法則だったという事が分かっていただけたらと思います。

私たちも子供の頃は両親から学ぶ事が多いので育った環境で差が出る理由の一つにもなります。

 

話長くなってしまうので”守”はここまでにしますが、教わる人、先生が言った事をそのまま忠実に守る事が第一段階になります。

そんなの当たり前、簡単だと思っている方もいますが実際はどうでしょうか?

私もよくありますが”守”が出来ていないのに自分のオリジナルを勝手に取り入れている事が多い、無意識で取り入れてしまっているのです。

何度もお伝えしてしますが、第一段階は教わる先生、師匠が言った事をそのまま忠実に守ることです。

第二段階 ”破”その教えを破ってオリジナルに向かって行く。

先ほど第一段階の”守”が大事とお伝えしましたが、私の思うに”守”がきちんと出来ている方は世の中で1割位だと思います。

世の中の成功者と言われている人に当てはまります。

よって大成功や創造者を目指す方以外は第一段階だけをきちんと忠実に出来るだけで成功出来ます。

 

バーや居酒屋経営でもサービス、クオリティー、クレンリネス、が見本となるお店と同じ位、忠実に出来ているお店が成功しない訳がありません。

偉そうな事を言っていますが、残念ながら私のお店も出来ていません。

 

他にたとえるなら寿司職人になるには最低10年掛かると言われいる理由の1つに守破離の法則が存在したからだと思います。

もちろん時間をかけて”守”を忠実に守る事も正解ですし、1年で寿司職人になるのも正解だと思います。

スシローの100円寿司が経営として成り立っていますし、銀座久兵衛みたいに単価2万円の寿司でも成り立ちます。

話が逸れましたが守破離の説明に戻ります。

 

”守”が出来てはじめて応用していく感じです。”守”の教えを破って応用して第二段階の”破”に向かっていく感じです。

第三段階 ”離”完全に師から離れて、自分で独立してやって行く。

自分で独立してやっていく時が最終段階の”離”になりますが、実際はどうでしょうか?

私自身、1984年生まれ、飲食店経営して11年目になりますが思った通りの経営が出来ていない事がほとんどです。

そしてオープンした飲食店が3年以内に7割閉店してしまうのが現状です。

 

この第一段階と第二段階が完璧とまではいきませんが、そこそこ出来ていれば生き残れると思っていますし、人によっては第一段階だけを忠実にこなし、独立して成功出来ている人もいます。

何が言いたいかというと、一般的に大成功や創造者と言われている人は守破離の法則通り行っている方だということです。

個人居酒屋経営など1店舗だけで成功したい人は第一段階の”守”だけ出来れば問題ないです。

まとめ

真似るとパクリは違う。成功する為には成功を真似るべき。

守破離の法則、”守”だけでも極めれば成功出来きる。

基本は”守”が出来てから第二段階の”破”を行う。

第三段階の”離”まで到達、取得できれば一般的に大成功や創造者という人になれる。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA