10年居酒屋を経営してきて、残念ながら効果が無かった戦略7選

居酒屋経営して11年目ですが効果がなかった戦略についてお伝えしていきます。

11年も営業し沢山の事に挑戦してきましたが、効果ある時と効果がない時があります。

タイミングだったり時期にも左右される、もしくは運がよかったから?

私は運が悪いから何をやってもダメという人は存在するのか?

今回はちょっと変わった視点も含めて7つお伝えしていきます。

そもそも効果がない戦略は存在しない

例えば来てくれたお客様が帰る時にサービス券を渡したがほとんどリピートしてくれなかった。

お客様の要望通りにやったがそのお客様が次回来てくれなかった。

頑張ってやってみて効果がないと心の中で”駄目かも””効果ないから諦めよう”と思う事があると思います。

私も今まで数え切れないほどの失敗をしてきました。

 

この失敗を活かす事が出来たらどうなりますか?諦めずに続けていたらどうなりますか?

その時は効果がないや意味がないと思っていても後々効果があると気付いたり、稼げると気付いた頃にはみんながやり始めて稼ぎづらい。

最近だとユーチューバーが当てはまります。

なので常に戦略を立ててやる事に意味があるということです。

失敗は成功の素という言葉があるように失敗してもその原因を追究したり、欠点を反省して改善していくことで、かえって成功に近づくことができます。

なので今回の7つについてはあくまでも参考、私個人的に効果がなかったということでお伝えします。

これだけははっきり言えますが戦略を立て実行すれば100%必ず成果がでます。

1.お客様の要望に答えすぎた

お客様第一ということでお客様から言われた事を何でも取り入れていました。

その中で料理の品数や種類を増やし過ぎて、食材ロスや提供時間が遅れる。

冷蔵庫が一杯になっているので食材探したり出すのにも時間が掛る。

お店の回転率も下がり提供時間が遅れてお客様も不満。

せっかくお客様の為にやっていた事がお店側もお客様も満足できない結果になってしまいました。

お客様の要望に答える事は大事ですがお店のコンセプトに合わなかったりオペレーションが無理な場合はやらない。

2.予約以外の飲み放題

飲み放題のメニューがあれば良いと思い導入。

もちろんお客様も喜んで飲み放題にしてくれるのですが、普段ありえないスピードで飲み物の注文が発生。

お酒を作ったりグラスを洗うのも大変になりました。

その結果、お客様が飲み過ぎて騒がしくなりすぎる。

普段のお客様がうるさいと感じてしまい不満。

さらにトイレでは酔い潰れて使用できない状態も発生。

しまいにはお店のお酒が無くなってしまい普段のお酒も提供出来なくなってしまった。

そもそも飲み放題の良い所って決まった金額で飲める、よって大人数の宴会に有効なので予約以外は飲み放題を受け付けないようにしました。

飲み放題のお店をコンセプトにする場合は完全セルフにする。

そして残したら別料金が発生するなど対策をすれば問題ないと思います。

実際飲み放題しかやっていないお店も存在します。

3.女性割引、しかしお店の客層は男性ばかり

お店のお客様が男性ばかりで女性のお客様にも来てほしいと思い女性割引をはじめました。

女性割引をしたので多少は女性のお客様が来てくれましたがそもそも男性のお客様をターゲットにしている為、満足して帰ってくれる事が無かったです。

逆に男性割引はないのか?とお客様に言われてしまいまい、結局上手くいきませんでした。

男性のお客様をターゲットにしていて、そこを分かったうえで女性のお客様が来てくれるのは良いと思います。

4.コンセプトが決まっていないお店の広告

お店のビラを配ったり広告を打ちましたがほとんど効果がありませんでした。

周りに飲食店がない状態でしたらコンセプトの決まっていないお店でもお客様が来てくれるかもしれません。

例えば今日は一人で飲みたい気分や、知人で安く飲みたい時、デートで使うお店と利用するお店はその日によって違いますよね?

その気分に当てはまるお店にみんなが行きます。

よって必ずお店のコンセプトを決めて広告を打つことをお勧めします。

5.写真写りが悪いメニュー

メニューに写真が必要と思い写真付きのメニューを導入。

お金をあまり掛けれないと自分で撮ったりしてしまい写真写りが悪い。

よってお客様からまずそうと思われてしまい逆効果でした。

ちなみに高級店はメニューにあまり料理の写真を載せません。

お店の一押しメニューだけ写真がある戦略をお勧めします。

6.お客様の求めていないサービスをする

お客様が求めていないのに無駄に料理の説明をする。

お客様が注文する度に”ご注文を繰り返します”と無駄に言う。

聞いた注文が漏れている可能性があればもちろん聞きなおして問題ないです。

客単価の低いお店で丁寧すぎる接客。

例えば毎回帰られるお客様には全スタッフ敬礼45度。

そんな事より早く料理やドリンクを提供してくれと言われます。

お店の単価やコンセプト、客層によって求められるサービスが変わります。

7.占い通りにやった

今日はラッキーデーと占いで売上が上がると聞いた。

気合を入れていつもの仕入れを倍にした。しかし特に変わらずいつも通り…。

運が良くなるグッズをお店に置いたがあまり変わらず…。

占い通りにやるのが悪いわけではありません。占いは活用するのです。

JPモルガンの格言”億万長者は星占いを信じないが、大富豪は活用する”。

占いを信用して努力しないのがよくないです。

大富豪の方は占いを活用しています。

まとめ

効果があると思いやったが途中で諦めたから効果出ない事もあります。

失敗は成功の素。

戦略を立て実行すれば100%必ず成果がでます。

占いは信じるのではなく活用する。

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