簡素化したオペレーションの研究と助成金で安定した飲食店経営を目指す

簡素化したオペレーション組みの研究と助成金について

簡素化したオペレーションを作る為には経営陣が日々、知恵を絞り緻密な研究心を持ち続け改善するということです。

質問者の方も研究する必要が分かってらっしゃると思いますので以前私が書いた記事「学び計画を立て実践し改善する事(PDCA)が成功の近道」を参考にしていただけたらと思います。

 

では具体的に簡素化したオペレーションが必要な理由として、採用した社員を含めアルバイトのスタッフを即戦力になってもらう必要がある。

よって教育する時間を短縮できて無駄な人件費を減らす事が可能です。

ちなみに大手チェーン店は必ず簡素化したマニュアルが存在し、その立場に合ったマニュアルがあります。

 

例えばマニュアルが1000ページあったらアルバイト入ったばかりのスタッフには10ページまで読んで理解し出来るようになってもらう。

アルバイトリーダーは100ページまで読んで理解し出来るようになってもらう。

店長なら500ページ、エリアマネージャーは全て理解出来ているなど。

 

ちなみに私たちがスタッフに教えた事やマニュアルは残念ながら忘れたり、理解してくれないや上手くやってくれない事が多々現場で起きています。

ではどうしたらちゃんと実践してくれたり覚えてもらえるのか?

私もこのブログで記事を書いていますが見た方が最後まで読んでもらえる、理解してもらえる、実践して成功してもらいたくて日々研究して書いています。

話戻りますがいかにこちらが考えたマニュアルを理解、定着しやすくなる内容を3つ、あと助成金について簡単にお伝えしていきます。

教える内容を段階で分ける

出来れば口で言って教えるのではなく紙など文章で教えるようにしましょう。

どうしても教える方も口で言うと間違った事を教えたり言った言わなかったという事を防ぐためです。

教わった方もこう教わったのにいざやってみるとあれ、何か違う??

そのようなことを防ぐ為にも文章に残したり文章や画像で進めていくと間違った事を教えたり教え忘れを少しでも無くせます。

 

そしてどこまで教えたかすぐに分かるので最初は紙1枚でもよいので人に教える場合はマニュアルを作っておきましょう。

大手チェーン店は動画で研修などしているので、お店の規模やスタッフ人数が大きくなってきたら動画で研修する必要もあります。

常にマニュアルは改善したり簡素化する必要があり、アルバイト、アルバイトリーダー、社員、エリアマネージャー、で教える内容を分けて下さい。

こと細かく教えたい気持ちも分かりますが、先ほどお伝えした通り内容が多い程、覚える気が失せる事があるので、その立場に合う内容に簡素化しましょう。

マニュアルを作り能力によって教え方を変える

アルバイトを採用した時に初出勤をしてもらうと思います。

先ほどもお伝えしましたが必ずマニュアルを作っておいてください。

もちろん最初はA4サイズの紙1枚でも大丈夫です。

このマニュアルを基本に働くという事。

経営理念をお店に貼っておく事でも問題ないです。

 

最初は簡単な事から教えると思いますがそれと同時に仕事の楽しさを教えていきましょう。

仕事が楽しいと思っている人とそう思わない人の働き方や学び方、仕事の覚え方が圧倒的に差が出てきます。

その為にも必ず働いているあなたが楽しく働いている姿を見せる必要があります。

詳しくはこちらの記事「マズローの5段階欲求を活用し人材を育成する」を参考にしていただけたらと思います。

 

そして人それぞれ能力に差が出る為、出来るスタッフにはどんどん仕事を教えたりすると思います。

気を付ける事として決して仕事の覚えが遅いスタッフや不器用なスタッフと比べないことです。

このスタッフは”仕事が覚えるのも遅いし仕事のスピードも遅い、使えないやつだ!!”と思わないでください。

”今は遅いかもしれないけど、将来必ず必要なスタッフになってくれる!!”と心の底から思い、教育しましょう。

人間性心理学の最も重要な生みの親とされているマズローも伝えていたようにどんなスタッフも、承認し続ければ必ず自己実現の欲求にたどり着き、どんどん成果を出していきます。

よって能力の差で教える内容を変えていく事が重要です。

インプットしてアウトプット

よく飲食店の店長や経営者から相談がある内容。

教えてもスタッフがなかなか覚えてくれない。

次の出勤日には忘れているなど…。

”また同じことを教えないといけないのか…”と思い自分でやってしまう。

そうなると店長や経営者がどんどん忙しくなってしまいます。

 

ではどうすればいいのか?

対策として教えた内容をアウトプットすることです。

例えばアルバイトスタッフにその内容を教えたら、そのアルバイトスタッフが次に新しく入ってきたアルバイトスタッフに教えるようにすることです。

アルバイトが少ないお店だったら後日そのアルバイトスタッフが店長に教えるようにする。

 

これはドイツの心理学者、エビングハウスが発見した内容で人は20分後には42%を忘れ1日後には74%を忘れ、1ヶ月後には79%忘れるそうです。

そこで忘れる前に思い出してさらに伝えるという行為(インプットしてアウトプット)をすると劇的に覚える確率が上がります。

この行為を常にスタッフ同士でやってもらうことで仕事を覚えてくれないという悩みが減ります。

助成金について

創業や新規雇用の際に、ある要件を満たせば「国からもらえるお金」があることです。

融資や借入と違い、返済する必要がないため助成金は店舗経営の強い味方です。

ですが助成金は、「正しいタイミング」で「正しい方法」で申請しなければ支払われることはありません。

言わば、知っている人のみが受給できるので活用することをお勧めします。

地域によって違いがあるのでお住まいの社会保険労務士にご相談することをお勧めします。

まとめ

簡素化したオペレーションを作る為には経営陣が日々、知恵を絞り緻密な研究心を持ち続け改善する必要がある。

その立場に合った内容を簡素化して伝える。

覚えの悪いスタッフや不器用なスタッフには”将来必ず必要なスタッフになってくれる!!”と心の底から思い、教育する。

インプットしてアウトプットすれば記憶に定着しやすい。

助成金をもらいたい場合は社会保険労務士に相談してみる。

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