居酒屋経営の開業資金も含め複利について考えてみた

≫ 居酒屋経営をはじめるための資金相場はいくらくらい?

上の記事の続きでお伝えしていきます。

 

開業資金を極力抑えて良いお店にしたい。

賃貸で経営はじめるのなら1円でも家賃が相場より安い所がよい。

誰でもそう考えていると思います。

 

その方法は、結論から言いますと良い物件が出てくるまで待つという事です。

理想の居抜状態だとほとんどお金を掛ける必要がない。

そして家賃も相場より安ければ損益分岐点の売上が低くなる。

そんな待ち続けるなんて面倒と思いがちですが、飲食業を含めた居酒屋経営はオープンよりオープン後の継続が大変と言われています。

だったら最悪開業出来なくてもよい位の気持ちで準備、お金が掛りそうな物件や家賃が相場より高い物件借りるよりかは待ち続けてお金を貯める。

お金が貯まったら運用して複利で稼ぐ事も可能です。

 

どうしても運用と聞くと怪しいや危険と思いがちですが、今後お金に働いてもらう方法を身につけないといけない時が来ます。

法人設立する時も会社の資本金を入れる為のお金(投資)が必要になります。

私自身、居酒屋経営前から資産運用もやっていて今でもやっております。

 

居酒屋や飲食店で修業を含めて残業沢山すれば毎月20万円残すのは可能だと思います。

そもそもずっと働いているとお金を使う時間が無くなる。

ずっと働くといっても1日16時間働くというのではなく自分の好きな仕事だったら1日12時間位は楽に働けます。

 

もう1度言いますが自分の好きな仕事の場合です。

自分の好きではない仕事だったら1日4時間でも苦痛です。

私自身、工場などの流れ作業が嫌いなので経験だと思って一度やってみましたが1日8時間やっただけで気が狂いそうになりました。

もちろんその後は一切やっていません。

 

自分の好きな事や夢だったら日々のやるべき事(仕事)を毎日でも出来ると私は思っていますが「そんなの無理に決まっている」とよく批判を浴びます。

そういう批判する人は今までの人生と何も変わらない人生を求めていると思いますのでそれはそれで幸せだと思います。

是非今後も批判し続けて今までの生活を楽しむ事をお勧めします。

 

自分の好きな仕事だったら1日何時間でも働ける、これが分かってくれる人はこの世の約1割。

その約1割が起業して10年以内に生き残れる人です。

話しがそれましたが、毎月20万円貯めて年利4%で運用すれば10年で約3000万円(税引き前)3000万円貯まればほとんど何もしなくても毎年120万円を得る事が出来ます。

そんな10年なんて耐えれないと思った方は過去10年を振り返ってみてください。一瞬だったと感じると思います。

その3000万の複利を使わず、さらに10年運用するだけで3000万円→約4400万円(税引き前)になります。

 

この複利を知ってしまうと居酒屋経営するより居酒屋経営する資金を運用した方が安定するかもしれません。

お金貯める時も開業するや使う目的があるから貯めれると思いますし、人によっては貯金通帳の数字を見ると安心するという人も含め何かはじめる時までにお金を貯めておいて損はないと思います。

だいぶ居酒屋経営という話からそれているので話しを戻しますが今回は理想の物件で開業出来ると店舗取得費用や改装費がどれだけ安くなるかについて2つに分けてお伝えしていきます。

1.礼金と居抜き金額

ここ近年、都内の飲食店居抜き物件にはほとんど礼金2ヶ月というのがあります。

地方だと居抜き物件でも礼金がないという所があると思います。

居抜きを扱う業者がここ5~6年でだいぶ増えましたが、礼金2ヶ月と居抜き金額は交渉する事が出来ます。

もちろん保証金も状況によっては交渉可能です。

 

礼金2ヶ月ってちょっと高いと思いませんか?

家賃15万円だったら30万円の費用になるので、もし交渉して1ヶ月、15万円の経費削減出来れば、そのお金で新品の冷蔵庫が変えたり仕入の足しになります。

いきなり「礼金安くして!!」と言っても不動産屋にも生活があるのですんなりOKする事もないと思いますがまずはその礼金がどこにいくか考えてみましょう。

例えば礼金2ヶ月と表記してある物件はもちろん不動産業者によって変わりますが、まるまる2ヶ月不動産業者が得る事もありますし、そこから私たちが契約で支払う不動産手数料1ヶ月発生で合計3ヶ月分。さらに居抜き物件の手数料を取る業者もあったりもします。

1回の契約で礼金2ヶ月と不動産手数料1ヶ月、場合によっては貸主から手数料1ヶ月貰っている事もあります。

単純に計算すると家賃15万円だった場合の4ヶ月分で60万円。

そこそこ大きな金額なのでちょっとその金額を安く出来ないのかと考える人がいると思います。

 

何が言いたいかというと、この契約で不動産業者の取り分が多いと感じたのでしたら交渉可能すべきだと思います。

不動産屋も契約が決まれば手数料が入る。

決まらなければ全くお金が入ってこないゼロということです。

 

実際私も居抜き物件で借りる時は金額次第で交渉をしています。

そこで1つアドバイスをするなら交渉する場合は無理に言わない事です。

もちろん交渉される方も私たちと同じ人間ですし、高圧的に言われたりしたら気持ちが良いわけではないです。

飲食店でお客様が安くしてと言われて嬉しいと思った事はほとんどないと思います。

 

あくまでも交渉はお互い気持ちよく契約が出来きて成立するものだと思います。

交渉のしかたを例にするなら「他で迷っていてこの物件でちょっと予算オーバーになるから礼金か造作譲渡金が安くなれば契約出来る」と伝えれば普通に「安くして」と伝えるよりは成功する確率が上がります。

もちろん値段を下げて交渉なので決まる可能性が低くなってしまいますが、開業が遅れた分開業資金を貯める事が出来たり運用が出来る。

そして開業前の準備ができると思ってプラスに考えるべきだと思います。

 

開業前にやるべき事や学ぶべき事が沢山あります。

お店のブログやツイッターは開業前に作って見込み客を掴んておくべきです。

特に都内は空き店舗が相当あるので本当によい物件が見つかるまでゆっくり探しましょう。

3年で約7割閉店に追い込まれる原因が初期投資を掛け過ぎている場合や相場よりよくない家賃相場で経営している事があります。

 

よって今回お伝えした事を実践すれば礼金など造作譲渡金を約50万円は削減可能。

家賃も相場より3万円安ければ年間36万円削減。

3年も営業すれば100万円以上差がでてきます。

礼金や造作譲渡金が理想より高い場合は相手の事も考えて交渉しましょう。

2.内装はしない、自分で綺麗にする

先ほど理想の居抜き物件を取得するとお伝えしましたが理想の居抜き物件を取得出来れば内装は全くやらない、自分で軽く掃除する位で開業出来ます。

そうは言ってもせっかくはじめるなら綺麗にしたいと思った方でもはじめて開業する方は理想の居抜き物件が見つかるまで契約しないで内装にも一切お金を掛けないではじめてみましょう。

「おれはお店にお金を掛けて成功する自信がある!!」と思っているかたはどうぞどんどんお金を掛けてどんどん銀行などからお金を借りて理想のお店にして下さい。

 

賃貸契約の内装は退去する時に内装は持って行けない。冷蔵庫や動かせる物は持っていけますが。

今まで何店舗も店舗展開して自信がある方は参考にならないかもしれませんか、3年で7割廃業に追い込まれるデータがあります。

よって開業した後、3年後の生き残る3割に入ったり自信がついてから店舗内装のリリューアルなどしてからでも遅くはないはずです。

 

廃業に追い込まれる可能性をイメージしてお店をはじめるなんて良くないと思いがちですが、実際に3年で3割しか残れる確率が低いのでしたらまず受け入れる必要があります。

3年以内に生き残ると自信満々で経営して実際に生き残れなかった場合と、最悪の場合を想定して経営した場合で生き残れなかった場合ではショックの大きさが違います。

引き寄せの法則を学んでいる方でしたら今回の考え方は駄目だと思うかもしれませんが、最悪な場合を想定して最高のイメージで経営すればいいのです。

顕在意識で最悪な場合を想定して潜在意識で最高のイメージで経営すればいいのです。

 

また話がそれてしまいましたが内装で300万円掛けた場合と掛けない場合ではスタート時点で大きく差が出てしまいます。

恐らくこの記事をきちんと読んでいる方は勉強熱心で大きく成功よりは小さい資本で最初は小さく成功、徐々に大きく成功したいと考えている方が多いと思うので最初の1店舗は本当にお金を掛けないで開業、資金300万円以内、良い物件を探せば100万円以内で開業可能、そして借入無しでやってみましょう。

おそらく借金もない状態で余裕資金で開業出来れば、余裕を持って経営、来てくれたお客様に喜んでもらいたいという経営が出来ます。

そういう気持ちで出来れば必ず常連のお客様が付いて経営も安定します。

今回の記事は居酒屋経営と離れた内容が多かったですが、経営するには大事な事なので是非参考にしていただけたらと思います。

まとめ

理想の物件、予算以内の物件が見つかるまで開業しない。

最悪開業出来ない場合でも、お金がどんどん貯まっていく。

運用という方法で貯めたお金を複利で増やしていく事が可能。

礼金や造作譲渡金は交渉しやすい。

理想の物件さえ見つければ300万円以内、場合には100万円位で開業し余裕を持って居酒屋経営出来る。

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