月収100万円を目指す飲食店経営を目指し確実に1歩ずつ前進するための考え方

今回は月収100万円を目標にしている方からの質問です。

以前の記事に月収100万円を目指す場合の内容が書いてありますので是非一度ご覧になって頂けたらと思います。

ちなみに月収100万円になる為には段階を踏んでいく方がほとんどだと思います。

最初は月収20万円。徐々にお客様が増えてきて月収30万円、50万円、100万円と段階があるのでコツコツと収入を上げていく位の気持ちでやっていくことをお勧めします。

 

月収100万円稼ぐ気持ちは大事ですが、思ったより全然稼げない場合モチベーションが下がり諦めてしまう方がほとんどです。

よってモチベーションを保ち続ける必要があります。

 

モチベーションを保ち続けるには日々小さな目標を立てて達成感を味わう。

例えば小さな山に登って良かったと達成感を味わう感じです。

最終的には大きな目標を達成する。

どうしても大きな目標、例えば富士山は大きく感じてしまい登るのもやめてしまいます。

小さな山、目標からどんどん登って力を付けていくイメージです。

 

よって小さな目標、飲食店の基本SQCを少しずつ改善し良くしていきましょう。

この1つ1つの小さな改善、目標達成することによって大きな目標、月収100万円目指す感じです。

 

ちなみにSQC確認ですが。

S=サービス。Q=クオリティー。C=クレンリネス

3つの総合点数がお客様の満足点数になります。

お悩みとして料理と接客スキルと書いてあった為、今回は接客スキルについてい詳しく説明していきたいと思います。

 

料理がQ→クオリティーに当てはまり、サービスがS→接客スキルに当てはまります。

そして順調に売上がアップし月収も上がれば税金の金額も上がります。

月収100万円にもなれば約4割が税金、よって40万円分の税金が毎月発生するということも頭に入れておきましょう。

私も起業した時は税金の金額が大きくて資金繰りが大変だった事がありました。

今では年間通していくら必要か把握できているため、問題なく経営出来ています。

ちょっとした接客スキルでお客様のリピート率が大きく変わる

飲食店を利用していたらちょっとしたことで”もう行くのやめよう”と思った事ありませんか?

もしくは“料理は美味しかったけどサービスがいまいち”

ということはサービスを改善すればお客様がさらに満足して再度リピートしてくれたりお店の情報を発信してくれたり口コミサイトに良かったと書いてくれる可能性が上がります。

よってちょっとした事が非常に重要だと分かります。

ではこのちょっとした事の事例と改善を5つお伝えしていきます。

1.待たされる”感じ”が嫌

お客様は、待たされているのが嫌なのではなく、待たされている”感じ”が嫌なのです。

最近のお客様は、お店の事をよく知っています。お店が忙しいときや、パニックになっているとき、逆に気遣ってくれるお客様も多く見かけます。

だから、待たざるを得ない状況をお客様も理解してくれている場合が多いと思います。

そのように考えると、お客様は待たされているという”物理的”現象が嫌ではなく、待たされている感じがする”感情的”側面に反応するのです。

待たされる感じを残さない為にお店で事前にできる準備をしっかりしましょう。

2.1人のお客様も大切にする

”1人のお客様など単価も低いし力を入れる必要がない”と思うかもしれませんができればカウンター席を作り、1人のお客様を大切にしましょう。

この1人のお客様が満足して他のお客様を連れてくる事があります。

さらに1人のお客様がスマホを使ってその場でお店の情報を発信してくれる可能性が高いです。

1人でも大人数でも手を抜かない事が大事です。

3.売らない物も大事

お客様がたくさんオーダーしてくれるのは、嬉しいものです。売上が上がるから。

食べられるのかなぁと思いつつ、オーダーを受けるより、売らないということを伝えた方がお客様も快適に過ごせます。

お客様の注文しているオーダーが、明らかにボリュームが多く、絶対に食べ切れないと予想できるときです。

そういう場合は、”お客様、当店の料理はボリュームがありますので、もしかしたら今のオーダーでは多すぎるかもしれません”と正直にお伝えしましょう。

イヤな顔をされるお客様は少ないと思います。

売らない事によってお客様が喜ぶなら、目先の利益ではなく、将来の利益につながります。

4.お客様のカルテをつくる

居酒屋はお客様と近づく必要があります。

そのためにもお客様をもっと知ることです。

そこでお客様日記をつけてみましょう。

スタッフ全員で書けば共有できます。

さらにお客様カルテの作成は、美容室では当たり前のようにやっています。

お客様の好きな雑誌、好きな話題、前回の髪型、前々回の髪型など、いろいろな情報がお客様ごとにファイリングされています。

収集したデータは次回の来店などに活用しましょう。

お客様日記やお客様カルテを作ってホスピタリティー(おもてなし)をしてサービス向上しましょう。

5.お見送りを大切にする

終わりよければすべてよしということわざがあるように帰られるお客様には最大限感謝の気持ちを確実に伝えましょう。

お客様の満足度は、お金を支払ってはじめて決定します。

なぜなら、料理、サービス、雰囲気とも、料金に照らして適正かどうかは、帰るまでわからないからです。

気持ちよく支払いがてきて、心からの感謝の気持ちを表現されれば、それまでに多少の不満があったとしても帳消しにしてくれます。

しかし、レジの態度が悪い印象を与えてしまったら、その反対です。

帰られる時は感謝の気持ちを確実にお客様にお伝えしましょう

事前に税金の勉強をしておく

税理士や会計士を利用しない場合は必ず経理の勉強をしておきましょう。

確定申告の時期や決算時に慌てて勉強するのでは本業が全くできない状況になります。

毎年、税法が変わる為、常に勉強が必要です。

昔から餅は餅屋という言葉があります。何事においても、それぞれの専門家にまかせるのが一番良いということのたとえ。

また、上手とは言え素人では専門家にかなわないということです。

税理士や会計士に全てお願いするという場合でも最低限、勉強しておきましょう。

まとめ

最初は月収20万円。

徐々にお客様が増えてきて月収30万円、50万円、100万円と段階があるのでコツコツと収入を上げていく位の気持ちでやっていく。

モチベーションを保ち続けるには日々小さな目標を立てて達成感を味わう。

小さな目標達成の積み重ねが大きな目標達成に繋がります。

ちょっとしたサービスがお客様の喜びに繋がり常連さんになってくれる。

飲食店でもおもてなし(ホスピタリティー)でサービス向上。

専門家に税金の事を任せる場合も最低限、税金の勉強をしておく。

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