テナントの家賃はいくらくらい?居酒屋月収50万円を目指した場合の逆算

居酒屋を開業するときにテナントの家賃はいくらぐらいが妥当なのか。

一般的に売上の約10%位が家賃にするのが理想と言われています。

 

店舗の規模や場所によっても異なるため一概には言えません。

しかしある程度シミュレーション出来ていないと計画も曖昧になってしまって失敗する原因になりかねないです。

そして場所によって日々の売上が大幅に変わります。

1人で営業し、月収50万円目指す場合のざっくり目標

1ヶ月の売上は100万円を目指します。

食材や酒代の原価30万円(原価率30%)

家賃10万円(10%)

水道光熱費5万円(約5%)

雑費5万円(約5%)

50万円が残る為、月収50万円になります。

税金など細かい所は省いています。

大きく分けて4つのエリアがある

①繁華街

繁華街とは一般的に人が多く集まる地域です。

人が多く集まるということは家賃も自然に高くなるということです。

家賃も高いということは個人ではじめる方にはちょっとハードルが高いとも言えます。

テナント料金は高い所だと1坪10万円位はします。10坪で100万円の家賃ということです。

繁華街は日々人が集まるため、年中無休で営業をして高い売上を出す必要があります。

年中無休で働いてガッツリ稼ぎたいという方にはよいかもしれません。

②オフィス街

オフィス街とは都市圏に会社などの事務所やオフィスビルが集中している地域です。

よって土日祝日は全く人がいなくなる傾向があります。

家賃は繁華街程は高くないです。

テナント料金は高い所だと1坪5万円位します。約10坪で約50万円の家賃。

オフィス街の良い所はサラリーマンと一緒で土日祝日が休みを取りやすい所です。

平日の月曜日~金曜日で集中して売上を出す必要があります。

土日祝日サラリーマンがいなくてもイベントを立てて売上を上げれる方法もあります。

平日はガッツリ稼いで土日祝日は休みたい、もしくは土日祝日でイベントを立てて売上UPを狙いたいという方にはおすすめです。

③住宅街

住宅街とは住宅地が集まった地域です。

家賃はオフィス街より安い傾向があります。

テナント料は高い所でも1坪2万円位です。

住宅街は家賃が安い分、料理など差別化がより必要になります。

定休日は平日を定休日にしている所が多いです。

④人里離れた地域

人里離れた地域は家賃が圧倒的に安いというメリットがあります。

ネットが普及していない時代では飲食店や居酒屋に不向きでしたが今はネットでどんどんお店の情報を発信が出来ます。

さらに時間をかけてでも美味しい物やコストパフォーマンスの良いお店に行きたいという人が増えています。

テナント料金は高い所だと1坪5000円位します。約10坪で約5万円の家賃。

ネットで集客出来る自信があり、料理に凄く自信があるという方にはおすすめです。

定休日はお店の予約がなかったら営業しないという完全予約制という自由なお店にもできます。

まとめ

一般的に良い場所は家賃が高いから個人居酒屋で経営する場合は繁華街の家賃が高い場所を選ばない。

月収を決めてからの場所選びも悪くないですが自分に合っている場所や働き方、得意分野を活かせる場所が良い

シミュレーションした売上通りにならないことが多い為、最悪の場合でも経営出来るように考え、最高の結果を出すイメージを持ちながら居酒屋経営をする。

ゴールから逆算することによってテナントを決める

先ほどの説明によりテナントによって働く時間やお店のコンセプトが変わるということが分かります。

自分がどう働きたいか、得意分野を活かしたお店にすれば自然にエリアが絞られてきます。

個人居酒屋で月収50万円稼ぐ時に必要な経費

どうせなら良い場所でお店を構えたいという気持ちがあると思いますが、個人居酒屋で繁華街にお店を出店することはあまりおすすめできません。

月収50万円でしたら上記でもお伝えした通り1ヶ月の売上を100万円目指す。

食材や酒代の原価30万円(原価率30%)家賃10万円(10%)水道光熱費5万円(約5%)雑費5万円(約5%)50万円が残る為、月収50万円になります。

月収100万円の場合

1ヶ月の売上を200万円目指す。

食材や酒代の原価60万円(原価率30%)スタッフ給与14万円 家賃10万円(5%)水道光熱費8万円(約4%)雑費8万円(約4%)100万円が残る為、月収100万円になります。

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