飲食店経営で流行りと仕入先は常にやり続けたり探し続ける必要がある

今回のご質問

成果目標:とにかく黒字化させて家族を養う。
お悩み:まだ、右も左も分からないが集客、流行が心配。
その他ご質問:
居酒屋に限らず、飲食店の流行に関して
仕入形態の多様化(ネットで魚が仕入れられる等)に関して

についてお伝えしていきます。

 

黒字化させて売上を安定させる方法は今までの記事を参考にしていただけたらと思います。

≫ 居酒屋経営で失敗したら不安、成功するためにはどうすればいいのか(脳科学を含めて)

 

お悩みで流行、仕入業態については今まであまりお伝えしていなかったので、今回はもう少し細かくお伝えしていきます。

1.お店流行

15年前位の流行

私自身、飲食業界で働いて約15年。

15年前からお伝えすると焼酎が流行ってもつ焼きやもつ鍋のお店が増えたり、ジンギスカンの流行り。

産地直送のお店など。

10年前位から

1からあげ専門店の流行があったり、健康ブーム。

ハイボール人気。

ついでにウイスキーブームも発生。

肉は身体によくないや、マクロビのお店が増えたりしました。

5年位前から

ここ近年だと専門店が流行。

食パン専門店、パンケーキ専門店、パクチー専門店など1つの食材や料理に特化したお店が流行。

一人飲みや昼飲み。

ジャパニーズウイスキーブーム。

デカ盛りのお店。

インスタ映え。

炭水化物が身体に悪い、ダイエットには肉を食べるのが効果的など、炭水化物が駄目で肉が良い。

よって飲食店では肉がブームになってどのお店も肉に力を入れるお店が増える。

ざっくりですがこんな感じだと思います。

流行りのサイクルは今後も加速

1つ言える事ですが、ネットの普及で流行りのサイクルがどんどん早くなっています。

例えば以前だったら1つ流行れば2~3年は続く傾向がありましたが今では1年持てば良い方、半年以内に流行が終わってしまう、終わるまでいきませんが以前と同じ消費量になる事があります。

よって今後も流行のスピードがどんどん速くなる傾向です。

流行りの波に常に乗り続ける

質問者の方が流行が心配ということですが、対策として新しい流行が出てきたら即試す。

お店の情報をインスタやツイッターにアップするのです。

もちろんお店で出来る範囲の流行を試すので問題ありません。

 

例えば今の時代、炭水化物が悪という扱いになっているのでランチタイムのごはん無しのお客様は割引が発生や、変わりに炭水化物以外の料理に変更可能や肉メインのダイエットランチなどにするなど。

こういうちょっとした事だったらすぐに出来ると思います。

ちなみに炭水化物が悪や肉は身体にいいなど科学的に間違った情報が沢山流れていますので注意しましょう。

常に新しい事を発信し続ける事でお客様が飽きない、流行りが好きな人がそれを見て来店する可能性があります。

流行りの波に乗らないのも1つ

とは言っても飲食店は日々の営業をするだけで大変、流行りの新メニューなど考えるなんて余裕がないという方もいます。

そういう方は流行りには一切関係なく専門店をやるのです。

そもそも専門店をやっていれば飲食業で大切な差別化が出来ますし、もしその専門でやっている事がブームになればそれはそれでチャンスだと思います。

よってお店の営業の仕方を2つに分けるなら、1つ目が日々の流行について行って新しい料理や食材を提供する方法。

2つ目に専門店。専門店といっても魚介類をメインに提供しているお店でも専門店に当てはまりますし、肉料理をメインに出しているお店も専門店にも当てはまります。もちろんフレンチや和食としても専門店になります。

なので日々の流行りについていくのが好きだったり、どんどん新しいことに挑戦したい人は1つ目の流行戦略が向いていますし、逆に流行に乗ってどんどん新しい事をやるのはちょっと…。という人は専門店でその料理や食材を突き詰めて地域一番の美味しい料理を目指す戦略が向いています。

両方良いとこ取りも可能

もちろん、流行りも専門店も両方自分に向いている所を良い取りも可能です。

一番よくないのが何もやらないということです。面倒だから何も行動を起こさない。

他にはお店はじめる前にコンセプトが全くないお店は残念ながらお店を継続していく事も難しいです。

コンセプトが無いなら今すぐ決める

コンセプトが全くないお店でも今から決めて売り出していけばいいのです。

ビジネスで成功し続けるためには、日々の努力が必須です。

そしてその努力を全く苦にやらない、楽しく出来る人は有利です。

人が出来ない所で自分が出来るのは1つの才能

例えば人がやりたくない事や苦手な事が自分にとって全く苦痛ではない。

逆に好きというのはそれは紛れもなく自分の才能です。

そして努力といっても無駄な努力ではなく、実際に需要があったりお客様が求めている事を行う事が出来て成果に繋がり売上になります。

是非参考にしていただけたらと思います。

2.ネットで魚など食材を仕入れる方法

私自身、魚をメインで扱うお店を経営したことないので、実際に魚メインで居酒屋を経営している話を含めてお伝えしていきます。

ネットで仕入れる方法ですが、首都圏だと魚ポチをお勧めしています。

スマホで簡単に注文が出来て種類が豊富。

一定金額まで注文すると送料無料になったりもします。

 

他には値段が若干高いと感じると思いますがリクエ久世は便利です。

こちらもスマホで簡単に注文出来ます。

私が実際に今でも取引しているお勧め業者は以前もお伝えしている通り、日栄商事です。

冷凍肉が圧倒的に安いです。

生の魚介はほとんど扱いはありませんが乾物も安いです。

常に業者を探す

他には米屋や卵屋、酒屋などありますが、常に新しい業者を探す事をお勧めします。

小さい所でも意外と安かったり、便利だったりもしますし、日々値段も変わってきます。

それでも自分の場合は地方など凄い田舎で経営していて、実際ネットで調べもそういう業者が分からない、見つからない場合は、先ほど仕入れ業者に聞いてみましょう。

問屋同士も繋がりがあったり、ライバル会社として必ず把握しているのでまずは聞いてみるのも1つの方法です。

是非参考にしていただけたらと思います。

まとめ

毎年必ず流行がある。

戦略としてはどんどん流行にのってお店を経営する方法と流行にはあまり乗らない。

今実際に経営しているコンセプトを改良したり磨きをかける方法がある。

食材を仕入れる業者は沢山あるので時間がある時や、毎月決めた時間で新たな業者を探す。

売上が安定するまでは仕入価格を気にするのではなく、集客、売上を上げる方法をまず先に考える。

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