居酒屋経営は日々努力改善出来る人だけが成功出来る

今回は居酒屋経営は日々努力、改善出来る人だけが成功出来るという事でお伝えしていきます。

居酒屋経営は簡単に儲かる事は残念ながら無いです。

簡単に儲かると思ってしまうとお店はじめる前の準備が疎かになってしまい、すぐに諦めたり、ちょっと上手くいかなかっただけで断念してしまいます。

もちろん飲食業界以外でも起業してすぐに儲かる事はほとんどないです。

 

例えば起業をして2年後には利益が出るようにと考えたとします。

その間にいろいろ試したり失敗したりいろいろ試行錯誤して2年が経ちました。

そこで予想した利益が出ればその時は成功者と言われると思います。

 

2年間は利益が出ない、先行投資が必要で経営は損して得を取るというのが一般的です。

先行投資が分かりやすい事例だとYouTubeが無料で見れたり、フェイスブックが無料で使える。

そこで最初からYouTubeやフェイスブックが有料だったら誰もやらなかった、今の規模まで大きくなってなかったと思います。

さすがに飲食業や居酒屋で無料ではじめるのは現実的に原価率や人件費が発生するので厳しいと思います。

 

何が言いたいかというと、他業種でも居酒屋経営でも起業したら2年以内に利益を出せる方が稀でお店オープンしてもすぐに儲からないのが一般的と知る。

利益が出ないのが普通と期待せずにはじめるのです。

オープンして2年間はいろんな事を試行錯誤して行動しないと厳しいと覚悟する。

逆に赤字で持ち出しがあると思ってはじめる。

 

よって”儲かる””儲からない”と考えはじめる事によってちょっと上手くいかなかっただだけで「儲からないから廃業しよう…」から「2年は利益出ないと思っているからまだまだこれからだ!!」という考えになり売上UPの事を考え、行動に移せて徐々にお店の売上が上がっていく。そして成功という感じです。

極論ですが諦めなければ必ず成功します。

よってまずは居酒屋経営は日々努力、改善し続けた人だけが成功出来るという事をまず頭に入れておきましょう。

次から簡単に成功すると勘違いしてしまう理由と、勘違いせずに戦略を立てて実行していく理由についてもう少し細かくお伝えしていきます。

1.簡単に成功出来ると勘違いしてしまう理由

まずは今までに働いたことがある飲食店や居酒屋でお客様がたくさん入って儲かっていそうと思うから起業を考えると思います。

確かに繁盛店はすごく利益が出ているのが事実です。

しかしその利益が出せている理由に、経営者含めて今までの歴代スタッフが数えきれない努力、薄皮一枚を積み重ねる努力を行ってきたから繁盛店になっているのです。

人は見えないところで必ず努力している

そこで私たちが働いている時、その表面しか見ていない、見れていないから”簡単に儲かる”と勘違いしてこれだったら自分でも簡単に出来そう、儲かりそうと思って開業するのです。

繁盛店には必ず見えない所で沢山の努力があります。

もちろん運がよく、お店オープンしてすぐにお客様が来店、簡単に利益が出るという事もあります。

実際の私がそうでした。

しかしその運が良かったのも最初だけですぐに大きな損失を出してしまいました。

 

先ほどもお伝えした通り、運だけで繁盛するお店もありますが、繁盛が継続するのには必ず何かしらの努力をしています。

しかもその努力はなかなか見えないのです。

私たちも今まで行ってきた事を他人がちゃんと見て評価される事はほとんどなかったと思います。

自分の努力は一番自分が分かる。

 

よってその繁盛店で働いているだけでは上手くいく方法は分かっているつもりで実際は分かっていないのです。

そこで簡単に儲かると勘違いをしてはじめる方が後を絶たなのです。

なので飲食業を含めた居酒屋経営は開業前に準備や戦略をきちんと立てる必要があり、立てた事を実行してはじめて継続出来る、生き残れると知る必要があります。

2.戦略を考える→実行する

今までも何度もお伝えしている通り、飲食業は3年以内に7割閉店に追い込まれるとまずは理解して閉店に追い込まれないようにはどうすればいいか考えるのです。

簡単に言うと他の飲食店を含めた居酒屋経営している人より努力や効果がある事を行うのです。

先ほどお伝えした通り開業前に戦略を立てて全て紙に書きだしておきます。

 

お店のコンセプトを決める。

相場にあった家賃なのか調べる。

周りの飲食店の状況を調べる。

SNSを使う。

お店を綺麗に保つ。

料理を改善する。

サービス(接客)、クオリティ(料理の質)、クレンリネス(清潔感)の日々向上。

 

そして実行するのです。

その戦略を思いつく事、今まで書き出してあった内容を1つ1つ実行するのです。

そして開業後も日々改善。経営の基本、PDCAを回し続けるのです。

そんな当たり前の事??と思ったと思いますが、その当たり前の事を実際に出来ていないのです。もちろん私もそうです。

当たり前の事を継続し続けるのは難しい

当たり前の事が出来てはじめてお客様にいいお店と感じてもらえてリピーターのお客様や常連さんになってもらえる。
SNSでお店の情報を知り、料理の質が良さそう、コストパフォーマンスが良さそうと思って予約の電話が鳴る。
その利用した方が満足して口コミを書いてくれたり、知人に教えたりSNSで発信。
その発信をたまたまメディアの方が見た。
その時は飲食店や居酒屋の取材店舗を探していてこのお店は取材してみたいとなって一気に知れ渡る。
その取材を見た方がお客様として来店。
サービス、クオリティ、クレンリネスがきちんと出来ているお店だからその方が良かったと口コミやSNSや知人に教えていつの間にか繁盛店になるというのです。

そんな上手くいくはずがないと思った方もいると思いますが、日々の薄皮一枚を積み重ねるような努力が出来ていたから段階を踏んで上手くいくのです。

そもそもその努力を全く行っていないお店にまずお客様が来てくれる事もないですし、お店の前を通った方が運がよく来店してくれても「普通のお店だったね、だったら今までに行っているお店の方がよかった」と感じてリピートされる事はもちろんない。

SNSや口コミを書く事はなく、知人にも勧める事はまずないです。

 

なので先ほどお伝えしたそんな当たり前な事と疎かにせず、日々改善しより魅力的なお店にしていく事。

実際に行っているお店が今後も生き残っていくお店に当てはまります。

今まで何度もお伝えしますが、立てた戦略を実行しないと全く意味がありません。

いいアイデアがあるのに何も実行しないのでは戦略を立てた意味がありません。

当たり前の事とは分かっていても日々行い続ける人が成功出来ます。

まとめ

どの業界でも日々努力、行動し続けている会社が生き残る。

開業前に戦略を紙に書きだして実行して、開業後も日々戦略を紙に書きだして実行し続ける必要がある。

日々努力していないお店に一時的に運がよくお客様が入ったとしても、他の魅力的なお店に流れて行ってしまう。

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