居酒屋経営を続ける為には日々の勉強が必須

今回は居酒屋経営を維持、続けるためには勉強が必須ということでお伝えしていきます。

居酒屋経営する前はやる気全開で売上も絶対に上げてやるいくということで日々勉強していたと思いますが開業後はほとんど勉強しなくなってしまったという事がよくあります。

大きく利益を出した場合も「自分のやり方が正しかった」とスタッフに「おれが言ったことだけやればよい」など明らかに言われた方はモチベーションが下がってしまう事をやってしまい最初は何とかやっていけたが日に日に売り上げがダウン。以前の私がそうでした。

 

他には利益がほとんど出ない、赤字が続き、勉強なんて手がつかない。

今月末の支払いの事を考えたら夜も眠れない。

そんな状況では勉強なんてできないと思います。

 

そこでどうしても即効性がある方法を考えたり、やってみると思いますがなかなかうまくいかないと悩む。もちろん以前の私がそうでした。

はっきり言って即効性の方法もあるのですが、実際には出来ない事がほとんどなのです。

即効性の方法があるのに実際には使えない出来ない理由を野球で例えてみます。

全く野球をやったことがない、もしくは日々のトレーニングを疎かにしている人がどんなに素晴らしい一流のコーチから打ち方を教わってもすぐにヒットやホームランを打つことはできないのです。

 

何が言いたいかというとその一流のコーチに言われた事を日々コツコツと努力をしてやっとヒットやホームランが多少打てる確率が上がると同じく、居酒屋経営でも日々勉強してその学んだ事を実践、積み重ねて成果が出て成功率が上がり売上も上がる感じです。

よって野球では成果を上げる為に日々の練習やトレーニングをやるのは必要と同じで、居酒屋経営も日々勉強することが必要なのです。

では具体的にどのようにするかについては次から4つに分けてもう少し細かくお伝えしていきます。

1.他の店舗のメニューやお店の雰囲気などを学ぶ

お店に食べに行ってメニューやお店の雰囲気、スタッフの働き方を見て学ぶ。

何故このお店はこんなに美味しいのか?

何故このお店はスタッフが少なく忙しいのに笑顔でイキイキと感じが良いのか?

まずは疑問に思って考える必要があります。

 

恐らくほとんんどの方が疑問に思えない、疑問に思う前にそのお店の悪い所ばかり見て疑問に思わない。

批判から入ってしまうのです。

なのでお店から学ぶときは主観的で見るだけではなく客観的に見たり、俯瞰して見る必要があります。

これが出来ないといくら他のお店に食べに行って学ぼうと思っても学べなかったり、批判して終わってしまう。

しまいにはたまたま運がよくこのお店が上手くいっているや場所やスタッフに恵まれているから上手くいっている。これでは全く学べていません。

 

私の記事を読んでいる方も居酒屋経営を学びたくて大切な時間を使って読んでいると思うので、この記事から学べる事は参考にしてみて自分には合わないと思ったら読み飛ばせばいいのです。

大事な事なのでもう1度言いますが読んでいる方が「これは使える、勉強になる‼」という所のみ取り入れればいいのです。

 

間違っても学んでいる時に批判を考えたり批判という無駄な時間を使わないようにしましょう。

私も毎日、いろいろな本や記事を読んでいますが、何か合わないや自分には必要ないと思ったらその本や記事を読むのを止めて他の学べる本や記事を読みます。

話がそれましたが他の店舗のメニューやお店の雰囲気やスタッフから学びたいと思っているのでしたらまずは批判することは時間の無駄と理解して、そのお店がら良い所だけを学ぶようにしましょう。

2.真似をする

学ぶの語源はまねぶ(真似をする)からきていると言われています。

先ほど他のお店から学ぶ日必要があるとお伝えしましたので、その良い所を真似すればいいのです。

お店のメニューなどでも特許や商標などに触れなければ真似しても問題ありません。

 

実際に飲食業界は真似されたり真似している所がほとんどです。

「人の真似して成功するなんてプライドが許さない」と思っているかたはどうぞ遠慮なくオリジナルを考えてやってみるのもいいかもしれません。

 

話戻りまして、真似の仕方でもう少しアドバイスをするのなら、市場が大きい所やまだ真似をしている人が少ない2番煎じだという所を真似した方が成果が出やすい可能性が高まります。

明らかに市場が小さいと分かっている場合や、明らかに真似している人が多すぎる5番煎じと思った場合は真似する所を変えたり、真似しないという選択もあります。

 

今お伝えした内容に近い表現で、レッドオーシャン戦略ブルーオーシャン戦略があります。

それぞれ簡単に説明すると日本語で「赤い海」と「青い海」になりますが、レッドオーシャンは「血で染まった赤い海」、ブルーオーシャンは「まだ血で染まっていない青い海」を意味しています。

つまり、レッドオーシャンとは血で血を洗う激しい争い繰り広げられている市場。

ブルーオーシャンとは争いの無い平和な市場、という事です。

 

「競合が多過ぎるし、もう市場が飽和してて今更参入しても稼げない」と思われている(思い込まれている)市場がレッドオーシャンです。

「まだ誰も参入していなくて稼ぎ放題の市場」がブルーオーシャンと言えます。

良いと思った事を何でも真似してやる事も悪くはないですが、どうせ真似するならレッドオーシャンかブルーオーシャンかある程度、予測して真似する方が費用対効果が高まる、よって成果が出やすくなります。

3.効果が出ることを楽しみにしたり楽しむ

勉強が嫌いという方がほとんどだと思います。

私も以前は勉強が大嫌いでしたが今では時間があれば勉強するくらい勉強好きになりました。

 

私自身、学生の頃は学校の勉強が社会に出ても全く意味がないと思っていたので勉強なんてする意味がないと思っていたから勉強をしなかった。

今では考えを変えて勉強することによって、現代社会で有利になる、イージーモードになると知り、勉強します。

実際に勉強したことを実践して成果が出ると楽しくなる。

よってもっともっと勉強していつの間にか勉強する事が楽しくなる。

そうなってしまえばあとは自然に習慣になれば勉強が楽しくてしょうがなくなります。

よって勉強すると効果出るという楽しみに気づき、自然と勉強を楽しめるようになれば先ほどお伝えした学ぶ事が当たり前になる。

意識(顕在意識)で勉強するのではなく無意識(潜在意識)で勉強してしまうのです。

ちなみに意識(顕在意識)と無意識(潜在意識)では約3万倍の差があると言われています。

話戻りますが効果が出る事を楽しみにしたり楽しむ事によって無意識(潜在意識)で勉強することが出来ます。

4.メンターを作る

メンターとは指導者や助言者、師匠に当てはまります。

私にもメンターとしている人が沢山います。

メンターについては以前の記事を一度読んでいただけたらと思います。

≫ 飲食店経営に限らず成功するにはやるべき順番がある

 

今回はメンターについてもう少し細かく説明しますが、この記事を読んでいる方は恐らく学びたいから読んでいると思います。

学ぶ為には今までの考え方を一旦置いて読んだり聞く必要があります。

なぜなら「自分は完璧だ‼、この居酒屋業界で自分より分かっている人はいない‼」と思ってこの記事を読んだらどうなりますか?

恐らく学ぶ事はないと思ったり、批判しか出てこない。

よって読む意味がない、先ほどお伝えした通り時間の無駄になってしまうということです。

 

何が言いたいかというと学ぶ必要がないと思っている方はメンターを作る必要がないですし、そもそもこの記事は個人居酒屋経営に関する内容を学ぶ、勉強する為のツールです。

野球でもメンター(コーチ)から学ぶ時に今までのやり方が正しいと思いながら教わってしまっては上手くならないと同じく、学ぶ時は一旦、今までの自分の考え方を置いておく必要があります。

その事を頭に入れてメンターを作ったりメンターから学ぶ事をお勧めします。

 

メンターは実際に身の回りにいる方をメンターにしてもいいですし、本で学んでいる作者をメンターにしてもいいです。

ユーチューブなど動画で見ている人をメンターにするのもよいです。

他には分野でメンターを分ける方法もお勧めします。

例えば経営のメンターは松下幸之助さんや孫正義さん。個人居酒屋のメンターは酒月。

料理のメンターは道場六三郎さん、三國清三さんなど実際に会っていない方でも憧れの人という事でメンターにする事も有効です。

学び続ける為にはメンターが大切と理解していただけたと思います。

まとめ

居酒屋経営について日々学んで実践する必要がある。

成功者や成功店舗から学ぶ、真似る方法が成功の近道。

真似する必要ない所は反面教師にして、学ぶ所は素直に取り入れて実践する。

意識しなくても無意識で勉強出来るようにする。

学び続けるにはメンターを活用する事が大事。

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