居酒屋で働く事が好きなだけで「なぜか」成功率が上がる理由

今回は居酒屋で働く事が好きな人が成功率が上がる理由についてお伝えしていきます。

 

私たちが居酒屋に入店したとき、店員さんが嫌々働いていると感じたお店に行ってしまったら「店選び失敗したな…」と思った事があると思います。

場合によっては「そういえば用事を思い出した!」と言って出ていかれる方もいるかと思います。

まだ料理も食べていないしサービスも受けていないのに入店されず帰られてしまう、「このお店駄目だ」と悪い評価になってしまうのはもったいないです。

 

先ほどと逆パターン、店員さんが働く事が楽しそうにしている場合はどう感じますか?

「おっ!何か感じがよくていいな!」と感じ料理やサービスも期待出来る。

少なからず入店して本当に用事がある方以外は「そういえば用事を思い出した!」と言って出ていかれるお客様はほとんどいないと思います。

 

この違いって働く私たちがちょっとしたことなのです。

嫌々働くではなく働くことが楽しい、好きだと思う事は1円も原価が掛かりません。

このちょっとした事で1人のお客様でもあのお店よかったと思って知人やSNSに発信してそれを聞いた人や見た方が来店してくれます。

 

逆で1人のお客様でもあのお店よくなかったと思って知人やSNSに発信していたらその店に行こうと思っていた方も行くのを止めてしまう事もあると思います。

この日々の積み重ねで大きく差が出て成功か失敗の分かれ道になります。

今見ている方も、出来ていなかったと思う方も、今すぐはじめて少しずつでも良くしていけば必ず売上が伸び続けていきます。

今回は居酒屋で働く事が好きな人は成功出来る理由を含めてもう少し細かく3つに分けて説明、やるべき方法についてお伝えしていきます。

1.笑顔と愛嬌

先ほどお伝えした事の復習ですがはじめて行くお店で店員さんが不機嫌そうに感じるお店だったら「店選び失敗したな…」と思うはずです。

実際に私たちもお店で働いて調子が良くない時やお店が凄く忙しくて笑顔で対応しないといけないのに無意識でお客様に素っ気ない態度を取ってしまった事は沢山あるかと思います。

これは意識していても忙しいなど気分でどうしても無意識でそういう態度を取ってしまうのです。

なのでそういう態度をとってしまったら「次からの注文を取りに行く時の接客で良くしていく!」と気持ちを切り替えてお店の接客中に少しずつ笑顔を戻したり、不機嫌そうな態度は改めて無くしていくようにしましょう。

 

居酒屋はお客様が入店した時やドリンクや料理が入った時に急激に忙しくなるのでその時間は特に気を付けて笑顔や愛嬌を心がけましょう。

そして必ず落ち着く時があるのでその時に一言声かけしたり、「選んだお店が失敗したな」と思われていたなら「このお店いいな!」に考えを変えてもらえるような接客をするのです。

入店したときは微妙と思ったが帰る時には料理が美味しく接客も良かったという評価にする。

終わりよければ全てよしという言葉があるように帰る時にどう思ってもらえるかが重要になります。

 

飲食店でも特に居酒屋は滞在時間が長い業種になるのでいくらでも挽回出来ます。

もちろん最初が良いと感じられても最後の帰る時に悪い印象を与えてしまうと全て台無しになるということがあります。

なのでお客様のお帰りの時は全スタッフ最高の笑顔でお見送りしましょう。

2.一生懸命に働く

そんな今さら笑顔や愛嬌なんてするのは嫌だ、苦手という方は是非この2つ目の一生懸命に働く事に力を入れてください。

一所懸命といってもやる気があるようにキビキビと働く事も有効です。

私たち、居酒屋を利用する時にスタッフが一所懸命に働いている姿を見ると多少大目に見れる事があると思います。

 

  • お客様から「すみません」と呼ばれたらいち早くお客様の所に向かう。
  • 注文されたドリンクや料理も少しでも早く提供する。
  • お客様からクレームを言われたらいち早く謝罪する。
  • お客様から話しかけられたら精一杯話を聞く。

これだけでも私たちが居酒屋で飲む時に気持ちよく飲める。

 

お客様も飲食業が人手不足と分かっているので多少料理が遅れようがそこまで怒らない、もっと言いますと人手がいないのに一所懸命対応してくれると少なからず大きなクレームにはなる事はほとんどありません。

だからといって毎回最低限の人数でお客様に迷惑を掛けているや、料理やドリングが遅れて出てくるのが当たり前になるのは駄目です。

 

どうしてもお客様が一斉に来店されて料理やドリングが沢山注文されてしまって遅れてしまうのはしょうがないと思います。

お店側もその忙しくなるピークの人員を毎回揃える事も難しいと思いますし、人員を増やしてしまった事により、利益が出ないのでしたら改めて考える必要があります。

なので人材育成ということでしたら人件費が掛かりすぎても今後のことを考えているという戦略でしたら問題ありません。

 

どうしても経営者としてお店をやっていると利益を残すために最低限の人員でお店を回すようにしたくなると思います。

私のお店でもそうですがあまり人を削りすぎる事は控えましょう。

特に売上を伸ばしていきたいや店舗を増やしたいと考えている方でしたら人件費を削ってはいけません。

 

最低限の人数で売上が上がる見込みがあっても取りこぼす可能性も含めてお店のレベルが上がっていけば必ず良い口コミが広がり客数も増える。

そしてテレビや雑誌取材があった時には売上が倍増することもあります。

私のお店でもテレビに何回も出ていますが、1日の売上が倍増しました。

もちろん倍以上の売上を上げれる人材育成が出来ていなかったのでどうしてもお客様の満足度が下がってしまいリピーターに繋げれる事があまり出来ませんでした。

 

だいぶ話がそれていますが、お店の売上を伸ばしていきたいなら人材育成が必要不可欠と理解していただけたらと思います。

まずは一所懸命働くことは1円も原価をかけずに出来る事なのでそれが出来ていなと思った方は是非はじめていただけたらと思います。

3.お客様に最高の時間を過ごしてほしい

これはまず居酒屋で働くことが好きという事が前提として、だったら次に来てくれたお客様もちょっとでもよい時間を過ごしてほしいと思えるはずです。

どうしても「居酒屋経営で儲けてやる!」という気持ちで働くと「こんな事はサービスではなくちゃんと料金を取る必要がある!」と思ってしまう。

 

例えば居酒屋でお通し取った方がお店が儲かるからお通しをはじめるや、食材原価もそんな掛ける必要がない、と思う考え。

もちろん経営を維持するために利益を残すことが大事と私自身、今でも居酒屋経営しているのでよくわかります。

でもお客様の立場にたってみてはどうでしょうか?

もちろんお通しがなかったり、原価がすごく掛かってるコストパフォーマンスがよい料理や飲み物が喜びます。

 

ここでちょっと考え方を切り替えて、

  • 「居酒屋経営が好きで、働けるだけで幸せ、来てくれたお客様には最高の時間を過ごしてほしい」と考えているお店
  • 「お金が大きく稼げると思って居酒屋経営をやっている、少しでも利益を出すために無駄なサービスはしません、なのでもちろんお通しは席料はいただきます」というお店

どちらに行きたいですか?どちらのお店を応援したくなりますか?

恐らくほとんどの方、特に個人居酒屋経営のお店に当てはめた場合は前者の「居酒屋経営が好きで、働けるだけで幸せ、来てくれたお客様には最高の時間を過ごしてほしい」だと思います。

 

これがチェーン店でしたらマニュアルでガチガチに固めた融通の利かないお店でも問題ないと思いますし、チェーン店だと統一したサービス、安心を求めている方が多いので問題ないと思います。

なのでもうすでに居酒屋で働く事が好きという方は、次にお客様が少しでも来てよかったと思うお店作りにしていきましょう。

これもいきなり大きなことをしたり考えたりすると大変だから止めようと思ってしまうので、少しずつやる。

例えば、今日は普段掃除しない所を15分掃除しようや、お客様の荷物置きの入れ物が汚れがちょっと目立つから一度綺麗にしようなど。

 

3つ目にお伝えしたことはまずは居酒屋で働く事が好きが前提になるので、今現在、私も居酒屋で働くことが大好きですし今後も楽しく続けていく予定です。

なので是非今のお店で働く事が大好きになりましょう。

まとめ

笑顔や愛嬌があるお店、そういうスタッフを見るとお客様も安心する。

忙しく笑顔で対応できなかった場合はお客様がお帰りの時に最高の笑顔でお見送りする。

笑顔や愛嬌が苦手なら一所懸命、キビキビと働いたり、呼ばれたらすぐにお客様に駆け付ける。

笑顔も愛嬌も一所懸命も原価1円も掛からないのでまずははじめてみる。

居酒屋で働く事が好きになれば自然とお客様に最高の時間を過ごしてほしいという考えになり、無意識で笑顔や愛嬌、一所懸命になり、お客様にもこちらの気持ちが自然に伝わる。

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