成果目標:20店舗1業種 全て黒字
お悩み:人材育成
目標が今回のご質問20店舗1業種全て黒字。お悩みが人材育成という事でお伝えしていきます。
以前の記事3つありますのでご参考になりましたら幸いです。
飲食店は慢性的な人材不足!飲食店で必要なスタッフを確保する方法
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20店舗1業種全て黒字化する為には、現場のスタッフにはマニュアルを確立してマニュアルの徹底。
そして経営陣はマニュアルの改良、”変わらない為に変わり続ける”よって常に新しい価値を創造していく必要があります。
新しい価値は経営者がリーダーシップを取って決めていく。
20店舗1業種の場合はワンマン経営が上手くいきます。
1業種なのでほぼ全店舗マニュアルを共通しスタッフを教育しやすい環境です。
そして必ず商標を取って下さい。
今回は1業種20店舗経営する時のメリット3つ、デメリット3つについてお話していきます。
目次
”変わらない為に変わり続ける”経営
この”変わらない為に変わり続ける”経営はあの有名ラーメンチェーン店の理念なのですが是非20店舗1業種を目指しているのでしたら参考にすることをお勧めします。
1業種でお店が変わらず営業、ずっと生き残る為に日々お店を進化させるということです。
よって常に味もシステムもマニュアルも進化、常に勉強し知恵を絞り緻密な研究心を持ち続けるということです。
1業種20店舗のメリット
飲食チェーン店で1業種を何店舗も増やす方法が王道です。
圧倒的にやりやすいからです。
マクドナルドや吉野家、鳥貴族、ワタミなどが1業種で20店舗以上展開しています。
1.スタッフを動かしやすい
1つ目に転勤やスタッフ同士の相性やスタッフのレベルを上げる為には定期的に勤務地を変える必要があります。
理由としてマンネリ化やお店によってお客様の入り方や客層が違う事を学び、店長になったスタッフはエリアマネージャー、経営陣になる必要があるからです。
その為にもいろいろなお店に行ってもらい学んでもらう必要があります。
よってスタッフを転勤、動かす事が必須です。
その時、1業種だった場合は他のお店に行ってもすぐに即戦力になる。
業種が違ったら料理などまた一から覚える必要があります。
引き継ぎなどやるべき事が少なくなるのは1業種のメリットです。
2.調理技術など1店舗で出来るようになればどのお店でも即戦力
2つ目に1業種だと覚えた調理技術を転勤で他の店舗に行った場合でもすぐに戦力になります。
もし業種が違えば一から料理の説明や調理技術を教える必要があります。
飲食店で働いている方でしたら分かると思いますがこの教える作業が凄く大変です。
ただでさえ人手不足なのに尚更余裕がなくなります。
そこで教える必要がなければどうでしょうか?
圧倒的に人件費を抑える事が出来ますし教える方も負担がない。
新しく入ってきたスタッフもほとんどストレスなくお店で働けます。
3.食材原価を交渉しやすい
3つ目に1業種だと使う食材がほとんど同じです。
よって仕入る量が予想出来で仕入業者と直接話し交渉しやすいです。
例えば1ヶ月30万円仕入れる食材で10%安く仕入出来たら3万円の経費削減が出来ます。
額が小さいと思いがちですが3万円の利益がどれだけ大変か飲食店を経営している方でしたら分かってくれると思います。
1業種20店舗のデメリット
商標を取ってなかった場合は全店舗お店の名前を変えないといけない場合があります。
例えば日本企業が中国に進出する場合に既に中国の方で商標が取られていて日本企業が進出出来ないということがありました。
よって申請した人がその名前を使える為、1業種で20店舗を目指すのでしたら必ず商標登録してください。
商標は弁理士にお願いする必要がありますが区や市町村で無料で相談にのってくれる所もあります。
1.問題を起こすと全店舗に影響
例えば食中毒を出してしまった場合は全店舗に影響します。
特に規模が大きいお店程、メディアに取り上げられてしまい大打撃になることもあります。
ある程度店舗が増えてきたら衛生面でも徹底して絶対に食中毒を出さないようにしましょう。
ちなみに個人の1店舗の飲食店が万が一食中毒を出してもメディアに取り上げられる事はまずないです。
2.食材に影響があると営業出来なくなる
例えば国産鶏肉をメインに使っているお店。
鶏インフルエンザが発生して国産鶏肉を仕入れる事が出来なくなった。
営業出来なくなるので大打撃です。
そこで他業種のお店があれば影響を減らすことが出来ます。
対策として違う食材でも対応する方法やある程度の食材を貯蔵しておく方法があります。
3.商標取らないと店名が使えなくなる
先ほども説明しましたが多店舗展開しているお店は必ず商標を取っています。
約2万円で10年間も使える為、必ず取得しておきましょう。
取らずに店舗を増やし、もし違う方がその名前で取得した場合は商標を高額で買い取り。
もしくはお店の名前(看板)を変えるということで100万円以上の費用が掛る場合もあります。
ちなみに1業種20店舗以上のお店がある一蘭というラーメン屋さんは味集中カウンターの特許を取得しています。
特許はハードルが高いですが商標が簡単に取れるのでお店の名前を守る為にも必ず取得しましょう。
・まとめ
1業種20店舗のお店を経営する為にはマニュアルを作る必要がある。
経営陣が年に4回位はお店の効率化や時代に合ったやり方に変える、進化させる必要がある。
商標を取得しメインの食材が使えなくなっても問題なく運営できるように対策を考えておく。
1業種100店舗以上と逆のやり方で100業種で100店以上のお店を運営しているダイヤモンドダイニングという会社もあります。
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