今回は前回の記事「飲食店のランチの原価率は何パーセントがいいのか?」でお伝えしましたお店があまりにも学ぶべき所や参考にすべき所が多かった為、さらに詳しくお伝えしていこうと思います。
お店は「TEPPANYAKI 10 GINZA」です。
起業前は雇われで上司が色々と教えてくれますが、起業後は自分で勉強したり学ぶ必要があります。
学ぶ方法として他のお店に食べに行って真似出来る所を取り入れたり、食べに行ったお店を参考にして新たなサービスをはじめる必要があります。
飲食店も次々と新しいお店がオープンしてより良いお店が生き残りそのサイクルが今でも回り続けています。
年々飲食店のレベルが上がっていくのは当然の事です。
今まで通っているお店より、美味しく雰囲気も良くサービスが良いお店を見つけれたら以前のお店には行かなくなると思います。
よって今あなたが経営しているお店も何らかしら真似をしたり取り入れる必要があるということです。
お店の単価やコンセプトによって出来る事や出来ない事があるかと思いますが是非参考にしていただけたらと思います。
目次
電話予約ではなくネット予約を勧めている
最近はネット予約が増えている傾向があります。
特に高級店でしたら必ずネット予約を入れるべきだと思います。
ネット予約の良い所は営業中に電話に出る時間を減らせる。
24時間いつでも予約を受け取れる。
ネット予約は本当に予約が取れているか不安だと思いますが今の所、予約出来ていないや不便だと思った事は一度もありません。
予約が完了すると確認のメールが送られてくるので改めて日時や時間も確認出来て便利です。
電話予約でも実際に予約したけど日時が違っていたという話も聞くので是非ネット予約が出来るようにする事をお勧めします。
目で見て、音で楽しむ。エンターテイメント鉄板焼
目で実際の焼けている所が見れて、大きく炎が上がるフランべ。
お店で飲食しているお客様は見て楽しんでいました。
飲食とエンターテイメントを取り入れているお店が繁盛している傾向があります。
よってただ美味しい料理を提供するのではなくエンターテイメントを取り入れていく、今あなたのお店で出来る事は何なのかを考えてやってみる事をお勧めします。
料理に驚き、感動
一般的に実際のホームページに書いてある料理と実際の料理を見てみると思ってたよりしょぼかった事、よくありませんか?
このお店はホームページに書いてある料理以上の料理が出てきました。
前菜に出ていたサラダ、私が頂いたときはカニといくらのサラダだったのですがカニの味がしっかりしていて想像以上の美味しさ。
焼きうにというメニューがありましたが一緒にホタテのソテーも添えてある。
あとは伊勢海老が1人に1匹提供には驚き。
伊勢海老は1匹3000円とした場合、伊勢海老だけで原価約3割に到達してしまいます(10,800円のコースだった為)。
伊勢海老を食べる時にレモンを絞って食べると思いきやグレープフルーツを絞って食べる方法にはまた驚き。
さらにここでメニューには書いていない口直しのスイカジュースが出てくる。
メニューに書いていない物がサービスで出てくるとお客様は驚きで喜ばれると思います。
肉料理、厳選黒毛和牛サーロインステーキには大根おろしではなく大根荒削りで提供。
そしてフレンチのようなソースをこだわっていた。ちなみにその日はマロンソースでした。
最後のデザートはなんと店員さんが台車で約7種類位のデザートを目の前で見せてくれて、1つ1つ説明。
そして”何をご用意しましょうか?”と言われまして私は全てと伝えました。
もちろんそれだけで感動なのですがまたまたメニューに乗っていないサービスが発生。
”まだお腹に余裕があればパンケーキも如何ですか?”と言われました。
もちろんこちらもコースの料金内です。
最後デザート食べる時にコーヒーを頂いたのですがコーヒーはブラック派の私個人的な感想で何も言わなくても砂糖とミルクが出てこなかったのが変に嬉しかったです。
どのお店でも”砂糖、ミルクどうしますか?”と聞かれて答えるのが面倒ですが高単価のお店で聞かれなかったのは初めてかもしれません。
学ぶべき所のまとめ
ネット予約が出来る。
お店に飲食に関係する物以外はほとんど見えなかった。
お店全体どこ見渡しても全て綺麗だった。
コースのメニュー以外の料理も出てきて感動があった。
ほぼ全ての料理が斬新。
働くスタッフみんながイキイキと楽しそうに働いていた。
予約する時のメニュー以上の料理が2つもあり、さらに口直しの飲み物が2つ出てきた。
飲食店に詳しい人も、詳しくない人でも料理の凄さが伝わる。
お店に活気があるが無駄にうるさくない。
このサービスだったらサービス料金を払っても良いと思ったが発生していない(他のお店でサービス料が発生するのに普通のサービスだった時は不満と感じてしまう)。
起業後は他のお店に食べに行って学んだり参考にして自分のお店に取り入れる必要があります。
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