個人居酒屋を経営する場合、家族経営のメリットとデメリットについて考えてみた

今回は居酒屋経営をはじめる場合、家族経営はどうなのか?という視点でお伝えしていきます。

この内容につきましては家族、夫婦二人三脚で成功してるお店もありますし、家でも職場でも夫婦一緒にいるから関係が悪くなってしまったという事例もあります。

家族や夫婦で経営してうまくいっている場合はいいですが、うまくいかない場合はお互いのせいにして仕事も家庭も崩壊という事もあります。

 

今回はどちらが正解という事ではなく、家族経営にもメリットがあり、デメリットもあります。

自分だったらどちらが良いか?どちらが合っているか?というのを考えて決める事をお勧めします。

では次からもう少し細かく3つに分けてお伝えしていきます。

1.家族経営のメリット

まずは固められた人材、家族経営なので突然辞めたり、裏切りがあることは、普通に人を雇ってる場合に比べて圧倒的に減ります。

居酒屋経営で急にスタッフが辞めたり来なくなってお店を回すことがどれだけ大変か経験された事がある方はわかると思います。

それがスタッフではなく家族で経営できたらどれだけ楽になるか。

 

自分が1人で居酒屋経営する場合と奥さんや旦那さんが協力してくれる場合とでは圧倒的に助かる、戦力になってくれるのです。

他にはスタッフとして雇っている場合には雇用契約などで無理難題言う事も難しいですが家族でしたら多少こちらの都合を伝えても協力してくれると思います。

職場でも家庭でも一緒に入れるので絆が深まるという事もあります。

家族で経営することによってお互い支え合い、時にはピンチを家族で乗り切ると後々良い思い出になったりもします。

 

だったら家族経営した方が良いと思った方は次にお伝えするデメリットの事も考えていただけたらと思います。

2.家族経営のデメリット

家族経営ということで、お互い頼り切って馴れ合い、緊張感がなくなったり妥協したりする事があります。

理由として言いたい事をいうとギクシャクするから言わないという事があります。

職場でギクシャクして家庭まで響いてしまったらどうでしょうか?

私自身、基本的に仕事では家族に頼らず経営していますし、今後協力してという事も今のところありません。

 

もちろん頼った方が楽なのですが、もし会社が上手くいなかなった場合はお互い共倒れになってしまう可能性もあります。

そこで家族は別の仕事をしていれば万が一自分が経営している会社やお店がうまくいかなくてもとりあえずは家庭までは崩壊する可能性は低くなると思います。

もちろんお店も家族の方も同時に駄目になった場合は厳しいと思います。

 

他にはずっと家族、例えば奥さんと旦那と一緒にいるのが苦手な方は家族経営は向かない可能性があります。

逆にずっと一緒にいたいと思う人同士だったら家族経営した方が上手くいく可能性が上がります。

あとこれは共同経営でも当てはまりますが利益が出たときにも揉める可能性があります。

例えば「私がこれだけ頑張ったからこの金額貰うべき‼」と言って「いやいや、今回が上手くいったのは私のお陰であってこの金額は私が貰うべき‼」他には「あなたは大した事していないからそんな貰う権利はない‼」など。

お互い水掛け合いでギクシャクする可能性もあります。

 

そうならない為にも始める前にきちんと決めたり書面で交わしたり、お互いの立場をきちんと決める方法があります。

しかしそんな始める前から色々決めるなんて面倒。

だったら止めようという事になっていつまで経っても経営がスタートしないという事もあると思いうのでバランスよく考える必要があります。

 

日本では夫婦生活でも3割離婚。

会社経営も10年以内に1割も残らない世界という事を考えたらどうしても家族経営はリスクがあると考えてしまうと思います。

だったら自分1人で会社経営をやっていくと決めて家族には毎月決まった金額を家庭に入れて夫婦生活を乗り切る。

実際私がそういう考えてやっています。

3.家族には頼らない居酒屋経営のメリット

今のお店が駄目になってしまっても家族に助けを求めることが出来る事です。

もちろん始めるときに借金をしていない場合は尚更助けを求めやすいと思います。

以前の記事でもお伝えしましたが借金する事によって緊張感が出て仕事に身が入るという人や借金以上に資産を持っている方でしたら借入してもそこまで問題がないかと思います。

借金することによって日々プレッシャーに感じでしまう人はあまり借入には向いていない。

お金を貯めてから居酒屋経営する方がよいと思います。

居酒屋で働きながらスキルを身につけてお金が貯まってからの独立で問題ないかと思います。

 

では借金することのメリットといえば時間の短縮、例えば3年後に独立したいと思って資金がない場合は3年間は貯める必要があったりしますが、借入を活用することによって半年以内に独立することも可能です。

何が言いたいかというと人によって時間が一番大事なのか?お金が一番大事なのか?

安定が一番大事なのか?という考え方で変わってくるということです。

話がそれましたが借入する場合は参考にしていただけたらと思います。

 

他には家族に頼っていないので好きに決めやすいです。

もちろんちゃんと家庭にお金を入れている事が前提です。

どうしても家族で経営していると何か重要な事を決断する時に自分以外の家族から了承を求める必要があったり決断に時間が掛かってしまうと思います。

そして家庭を持つと自然とリスクがあることは止めてほしいと言われます。

 

そこで家族関係なしで経営していれば特に何も言われないと思います。

何度もお伝えしていますが毎月家庭に決まった金額を入れていればの話です。

 

話戻りまして何故人はリスクがあることには反対される止められてしまうのか?

その理由として人にはそもそもポジティブな思考よりネガティブな思考の方が強いのです。

 

では何故ネガティブな思考になってしまう理由として、原始時代、危険な動物がいる森に何か新たな食糧が見つかるかもしれないと考えポジティブな人間は勢いよく入っていってしまうと思います。

そこで危険な動物、オオカミや熊に狙われて命を落としてしまう。

 

逆にネガティブな人間は臆病なのでそんな危険な森に近づかない、行ったとしても時間をかけて少しずつ進んでいくはずです。

それが何千年も続くき、今私たちが生きている時代には自然とネガティブな臆病な人の生き残りになったと言われています。

そして今の時代、昔に比べてどんどん行動しても命を落とす危険性がほとんど無くなったので、どんどん行動している人が成功する時代になっています。

 

また話がそれてしまいましたが、何か行動を起こす時に自分も含めて自然とネガティブな人が周りにいるから止められてしまうというのが一般的と理解していただけたらと思います。

そこで家族に頼らず自分1人で会社経営している場合はどんどん行動を起こす事が出来る。

もちろんその行動が失敗する事も沢山あると思うのでその時は反省して改善してまた計画を立てて行動。PDCAサイクルを回し続ける事と同じです。

 

会社の規模を大きくしたいや、早く成功したい人は、家族には頼らず居酒屋経営した方がやりやすい事もあります。

もちろん家族が全面協力してくれてどんどん行動出来る場合でしたら更に早く成功出来る可能性があります。

まとめ

居酒屋経営する場合に家族経営する場合と、家族経営以外ではメリットデメリットがあります。

家族経営をする場合は共同経営と同じくらいはじめる前に立場などきちんと決める必要がある。

家族に頼らない場合は毎月決まった金額を家庭に入れる事で自分の好きに経営することが可能。

人はポジティブな考えよりネガティブな考えの方が強い。

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